オンライン資格確認を導入しています。
12月7日(土)昼休みなしで14時30分で終了。
当面木曜の初診を休止しています。
ご注意!!当院は発熱外来はしていません。
小田急線喜多見駅南口より
徒歩30秒。
医院名 |
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石束(いしづか)クリニック |
院長 |
石束 嘉和 |
住所 |
〒157-0067 東京都世田谷区喜多見8-18-12 コーポ真木 4階 (クスリのナカヤマ薬局の上) 喜多見駅南口より徒歩30秒 |
診療科目 |
心療内科・精神科 |
電話番号 |
03-6411-8739 |
橙(とう、だいだい。学名:Citrus aurantium)は、ミカン科ミカン属の常緑樹、およびその果実。柑橘類に属する。別名、ビターオレンジ。日本では、名前が「代々」に通じることから縁起の良い果物とされ、鏡餅などの正月の飾りに用いられる(Wikipediaより)。
これから生成される精油(アロマオイル)はリラックス効果、不安の軽減が見られると報告されており院長の好きなアロマの一つです。また、院長の専門とする認知症医療では、国の『認知症5ヵ年計画』の通称がオレンジプランと呼ばれております。クリニックのシンボルツリーを橙、シンボルカラーを橙色(オレンジ色)としました。
メンタルクリニック(精神科・心療内科)である当院は「心の悩み」・「もの忘れの悩み」・「睡眠(眠り)の悩み」・「身体と心の架け橋」にて以下のような領域の診療を行います。薬での治療をすることが多いですが、どのような薬をどのように使うかなどをご本人・ご家族らと相談して安心して使っていただくようにします。
くよくよする、憂うつで気分がすっきりしない、やる気が起きないなどのうつ症状、動悸がしたり呼吸が苦しくなるパニック症状、不安でしょうがない不安症状、人の目が気になるなどの症状、その他職場や家庭内でのストレス、対人関係などでお悩みの方はご相談ください。
[例えばこんな方1]20代の女性。2ヶ月前から特にきっかけがないのに気力が落ちて会社に行けなくなりました。気分も憂うつで何もしたくない。家にこもっていることが多くなりました。心配したお母さんに伴われて心療内科を受診されました。夜の眠りは大丈夫だが食欲が落ちているとのことでした。うつ病評価尺度も点数が高く、症状からうつ病と診断して抗うつ薬(SSRI)を開始しました。服薬1ヶ月を過ぎる頃から徐々に状態が回復し3ヶ月後には職場復帰されました。
[例えばこんな方2]50代の女性。認知症の母の介護に忙しい生活を送っておられました。1ヶ月前に突然動悸を感じるようになり、息苦しさもひどくなりました。あわてて救急車を呼んで救急病院に行かれましたが心電図等には問題ないと言われました。近くの内科にかかって安定剤(ジアゼパム)を出されてそれを内服したら一時的には落ち着きましたが、しばらくしてまた同じ症状が出現するようになり心療内科を受診されました。パニック症と診断されて薬(SSRI)が開始されました。それをきちんと内服していると動悸・息苦しさの発作は徐々に軽減しました。
院長は日本精神神経学会認知症診療医と日本老年精神医学会専門医でありでアルツハイマー病研究会会員でもあります。いくつかの病院で「もの忘れ外来」を担当して来ました。もの忘れをする、認知症ではないか、認知症でいらいらするなどの症状に対応します。詳しい認知機能検査を行います。あわせて老年期の各種精神障害の診療も行います。介護保険主治医意見書や成年後見制度の診断書・鑑定書などの作成もします。患者さんの中には心療内科・精神科に抵抗を示す方もおられます。そのような場合には「もの忘れ外来で診てもらいましょう」とお誘いすると比較的スムーズに受診されることがあります。
[例えばこんな方]70代の男性。2−3年前から家族から物の置き忘れなどに気がつかれていたが家族も年齢から来るものと思っておられました。半年ほど前からますますもの忘れがひどくなり家の近所でも道に迷うようになり家族が地域包括支援センター(世田谷区では「あんしんすこやかセンター」)に相談したところ当院を紹介されて家族に伴われてもの忘れ外来を受診。初診時ご本人は「ちょっとド忘れがあるかもしれないが、たいしたことはない」とおっしゃっていましたが、家族からの情報によると日常生活でかなり支障が明らかになっていることがわかりました。諸検査を施行して中等度のアルツハイマー型認知症と診断して抗認知症薬の服用を開始しました。同時に介護保険の認定申請を家族にしていただくようアドバイスしました。ご家族もはっきりと診断がついて安心され、今後の事を前向きに考えられるようになりました。
院長は日本睡眠学会専門医であり睡眠障害のエキスパートです。眠れない、眠りすぎる、昼間に居眠りをしてしまう、夜に足がむずむずして眠れない、いびきがひどいなど睡眠に関する症状に対応します。不眠症が心の病気の表れのこともあります。不眠症が生活習慣病を悪化させることが知られています。睡眠時無呼吸症候群については当院では簡便なスクリーニング検査からCPAP療法(持続陽圧呼吸療法)まで対応可能です。必要ならば専門の睡眠クリニックにご紹介します。不眠症以外にも、ナルコレプシー、むずむず足症候群(レストレスレッグス症候群)、睡眠・覚醒相後退障害、レム睡眠行動障害などにも対応します。
[例えばこんな方]30代の女性。2ヶ月前に転職したがその頃から夜に布団に入っても眠れなくなりました。なかなか寝付けずにもんもんとし、お酒を飲んでなんとか眠るも夜中に目が覚めてその後眠れないという状態になりました。昼間も身体がけだるく頭が働かない感じがするようになりました。それがつらくて睡眠外来を受診されました。不眠症と診断して睡眠導入剤(オレキシン受容体拮抗薬)を服用開始し良眠が得られるようになりました。
リエゾンとはフランス語で「架け橋」という意味です。身体の病気と心の病気に架け橋をかけるという意味です。身体の病気(癌を含む)を持ちながら心の悩みを抱えている人を応援します。院長はリエゾン精神医学の医師の集まりである日本総合病院精神医学会認定のリエゾン専門医・指導医(元:更新せず失効)であり日本サイコオンコロジー学会・日本緩和医療学会の会員です。身体の病気と心の病気を併せ持った人を援助します。但し、癌患者さんは、癌の主治医に受診の了解をとってください。
[例えばこんな方]60代男性。消化器の癌と診断されて外科手術を受けました。その後徐々に気持ちが落ち込むようになりました。不眠・食思不振も出現して痩せて来ました。外科的には手術は成功しており身体的には問題ないと言われましたが、最近は憂うつだけでなく、今までの自分の人生はなんだったんだろうかと深く悩むようになりました。外科からのご紹介でリエゾン外来を受診されました。抑うつ状態にあるがそれだけではなくスピリチュアルな痛みも伴っていることがわかりました。抗うつ薬や睡眠導入薬を使うと同時にご本人の悩みを受け止め傾聴・共感することにより徐々に精神的な平穏を取り戻されました。