オンライン資格確認を導入しています
4月28日〜5月6日休診します。

ご注意!!当院は発熱外来はしていません。

喜多見駅南口徒歩30秒
心療内科・精神科

心の悩み・眠りの悩み
もの忘れの悩み

石束(いしづか)クリニック
〒157-0067 世田谷区喜多見8-18-12
コーポ真木 4階

TEL: 03-6411-8739

クリニック案内

小田急線喜多見駅南口より
徒歩30秒。

医院名
石束(いしづか)クリニック
院長
石束 嘉和
住所
〒157-0067
東京都世田谷区喜多見8-18-12
コーポ真木 4階
(クスリのナカヤマ薬局の上)
喜多見駅南口より徒歩30秒
診療科目
心療内科・精神科
電話番号
03-6411-8739

ご予約・お問い合わせ

疑問に思う事、
何でもお問い合わせください。

TEL 03-6411-8739

ishizukaclinic@yahoo.co.jp

Q&A

 Q 

 精神科、心療内科、神経科、神経内科などの違いがわかりません。気分が落ち込んで死にたい気持ちになる時はどこに行けばいいのでしょうか。

 A 

 病院の診療科名(標榜科といいます)ではまぎらわしい名前がいくつかあって迷われる人がいるでしょう。これは一部日本だけの特殊事情があるのですが、その話をすると長くなりますので簡潔にまとめたものがこちらです。受診の際の参考にされてください。少なくとも上記のような質問の方の場合は「精神科」あるいは「心療内科・精神科」を受診されてください。

 Q 

 良い精神科医や心療内科医をどのように見つけたらよいでしょうか。駅前には複数のメンタルクリニックが林立しており、どこにかかったらいいのかわかりません。ホームページを見ても何が得意なのかわかりません。どのような点に着目して医者選びをしたらいいでしょうか。

 A 

 おっしゃるようにメンタルクリニック(精神科・心療内科)は外科等とはことなり、手術例数などの具体的な数値はありませんので、どこの医者がどのような分野が得意なのかがわかりにくいのが現状です。私にはその質問にお答えする資格はありませんが、北里大学精神科主任教授(当時)の宮岡等先生が「良い心療内科医・精神科医の見つけ方」という講演をされています。ご本人の許諾を得て、その要点をまとめたものがこちらです。参考にされてください。

 Q 

 ネット予約ができると書いてありますが、いざ予約しようとするとできません。どうしてですか。

 (ネット予約は2020年12月15日をもって終了しました)

 A 

 申し訳ございません。だいま新患予約が混んでおり予約が取りづらい状況です。そのためにネット予約をやむなく終了しました。恐れ入りますが、お電話にてご予約いただきますようお願いいたします。

 なおキャンセル待ちというシステムはありませんが、キャンセルが出た場合はその都度ホームページにてご案内しております。

 Q 

 初診の予約をしようと何度も電話しています。いつも「いっぱいです。またお電話ください」と言って断られます。いったいどうなっているのですか。もっとしっかり患者を診療してもらいたいと思います。善処してください。

 A 

 ごもっともなご意見です。初診の方のお申し込みを心ならずもお断りせざるえず、たいへん心苦しく思っています。
 ここで少し当院の実情を説明させてください。
 当院の医師は石束院長1人です。石束のキャパから、初診の方は午前1人・午後1人の1日2人となっています。診療日は火曜・水曜・金曜・土曜で土曜は再診の方が多いので初診は火・水・金の3日、合計6人しか1週間でお受けできません。そのうち水曜午後は「もの忘れ外来」ですので、もの忘れ以外の方は週に5人までしかお受け出来ないのが実情です。
 このようにそもそもキャパが少ないことからなかなか初診の方を受けることができずご不便をおかけして来ました。とても心苦しく感じております。
 この状況を改善すべく2021年11月から今まで休診日だった木曜日の午前に3枠の初診枠を作りました。ある程度の改善効果はありまたが「焼け石に水」状態です。それでも少しでも皆さんのお役に立てばと頑張って木曜初診を継続しています。
 ご不便をおかけしますが、このような状況をご理解いただきなにとぞご容赦のほどをお願い申し上げます。

 なお、かかりつけ医からの紹介状(診療情報提供書)をお持ちの方は若干ではありますが優先的にご案内することが可能です。


 Q 

 車いすで受診したいのですが大丈夫でしょうか。

 A 

 当院の入るビルには9センチほどの段差がありますがスロープが設置されています。エレベーターも車いす対応です。院内はバリアフリーです。トイレは車いす対応になっています。実際にお一人で電動車いすで通ってこられる方もおられます。ご安心の上で受診されてください。なお、ビル入口付近で何かお困りのこと(障害物があるなど)があれば当院までお電話下さい。当院スタッフがお手伝いにまいります。また1階のナカヤマ薬局さんの方もおそらく手助けしてくださるでしょう。


ビルの入口です。段差がありますがスロープがあります。時々入口に障害物があることがあります。その際は当院あるいは1階のナカヤマ薬局さんにお声かけ下さい。
ご覧のようにスロープがあるので、車いすでもシルバーカーなどでも大丈夫です。
エレベーターは車いす対応♿️です。
トイレも車いす対応です。洗面台は自動水栓で清潔です。

 Q 

 駐車場はありますか。

 A 

 申し訳ございません。当院には駐車場はありません。近隣のコインパーキングをお使い下さい。目の前のスーパー「サミット」さんの駐車場にとめて帰りに買い物をしてお帰りになる方もおられます。恐縮ですが、当院では駐車料金は負担しておりません。


 Q 

 オンライン診療に対応していますか。

 A  

 現時点(2023年7月)ではオンライン診療には対応していません。将来的にはわかりませんが当面対応する予定はありません。その理由は以下のようなものです。
1.当院では医師が待合室まで患者さんをお迎えに行きます。そして患者さんが待合室から診察室に歩いて来るところから診察が始まります。もの忘れで来院されて診察室までの歩行を拝見して特発性正常圧水頭症と診断される方が年に1-2人おられます。
2.待合室から診察室の椅子に座るまでの態度・表情・声の調子・雰囲気などで精神状態の変化を感じることが多々あります。椅子に座られた瞬間に「ずいぶんとお元気になられましたね」と声をかけることもあります。反対に「今日は調子が悪いですか」とお聞きすることもあります。

 上記のような微妙な病状把握がオンラインでもできるようにハードウェアが発達したら躊躇なく導入するつもりで準備はしています。

 Q 

 待ち時間や診察時間はどれくらいかかりますか。

 A 

 当院は予約制です。あまり長くお待たせしません。ただ、前の患者さんのご事情によっては若干お待たせすることがあるかもしれません。その際はご容赦ください。診察時間はその患者さんにより異なりますが、初診の際はおおよそ40分程度です。1時間程お話をうかがうこともあります。なるべく時間に余裕を持ってお越し下さい。診察終了後からお会計までは数分程度です。再診(2回目以降の診察)の診察時間はおおよそ7〜8分程度です。


 Q 

 会計窓口での費用はおいくらぐらいかかりますか。

 A 

 当院は健康保険診療です。患者さんの自己負担割合により異なります。一つの目安として、3割負担の方で初診2500円前後、再診(2回目以降の診察)1500円前後です。20歳未満の方は1000円ほど加算されます。また検査の有無、処方箋発行の有無などにより多少異なります。診断書などを発行した場合は別途文書料が発生します。疑問があればご遠慮なくお問い合わせください。なお「予約料」などというものは一切いただいておりませんのでご安心ください。


 Q 

 クレジットカードや電子決済は使えますか。

 A 

 申し訳ございません。現時点では現金のみとさせていただいております。将来的には検討しています。


 Q 

 未成年ですが診ていただけますか。

 A 

 石束院長は基本的に成人の精神医療をおこなってきました。当院は原則として18歳以上の方を診療します。ただ、疾患によっては中学生・高校生の年齢の方でも対応可能です。小学生の睡眠障害(睡眠時遊行症など)の方にも対応します。診察して当院では力不足と判断したときは児童精神科を標榜している医療機関に責任をもってご紹介します。なお、未成年の方は原則として保護者の同伴をお願いします。

 Q 

 本人が受診を嫌がっているのですが、どうしたらいいでしょうか。

 A 

 ケースバイケースの対応が必要ですが、たとえば認知症が疑われる高齢者の場合は「脳ドックに行ってみましょう」とか「もの忘れの程度を調べてもらいましょう」などの言い方で受診につながることがあります。また、ご本人自身が感じている不調感(例えば不眠とか食欲が落ちたとか体調不良感)を診てもらいましょうと促して納得していただけることもあります。お電話で相談してみてください。何かアドバイスできるかもしれません。


 Q 

 本人のかわりに家族が行って相談したいのですが。

 A 

 当院は健康保険医療施設です。初診時にご本人の受診がない場合は健康保険を使えません。ご家族のご相談はお受けしますが健康保険をつかうことができません。「相談料」を申し受けます。詳しくはお問い合わせください。


 Q 

 セカンドオピニオンはしてもらえますか。

 A 

 他の医療施設におかかりで、なんらかの事情により当院を受診されるのはかまいません。受診して診察を受けていただきます。その際はおかかりの医療施設からの紹介状(診療情報提供書)をお持ちいただくとありがたいです。より正確な診たて(みたて)をすることができて患者さんの利益に繋がります。診察後に当院としての診たてや治療方針などをお知らせします。「セカンドオピニオン」は原則として元の医療施設にお戻りになるものですが、後のことは相談に応じます。

 また当院におかかりの方も、希望されるなら他施設でのセカンドオピニオンを受けられることを推奨します。紹介状(診療情報提供書)を発行します。気兼ねなくご希望ください。


 Q 

 かかっていることを人に知られたくないのですが。

 A 

 どこの医療施設もそうですが、当院も患者さんの守秘義務を守ります。患者さんの病状などをご本人の同意がないまま他者に伝えることは一切ありません。また当院に通院中かどうか(あるいは通院したことがあるかどうか)などの問い合わせにもご本人の同意がない場合はお答えしません。
  但し、救急・警察・裁判所からの問い合わせはこの限りではありません。


 Q 

 薬だけ出してほしいのですが。

 A 

 医師法第20条により診察しないで薬を処方することは禁じられています。お薬だけを処方することはできません。診察を受けていただきます。

(参考)医師法第20条(無診察治療等の禁止):医師は、自ら診察しないで治療をし、若しくは診断書若しくは処方箋を交付、自ら出産に立ち会わないで出生証明書若しくは死産証明書を交付し、又は自ら検案をしないで検案書を交付してはならない。但し、診療中の患者が受診後二十四時間以内に死亡した場合に交付する死亡診断書については、この限りでない。

 Q 

 カウンセリングを受けたいのですが。

 A 

 当院では医師や臨床心理士による自費でのカウンセリング(Psychotherapy、心理療法・精神療法)はおこなっておりません。石束院長が精神分析的な立場での支持的精神療法を健康保険診療の範囲内でおこないます。初診は40分〜1時間程度お話をうかがいますが、再診はおおよそ7〜8分程度の範囲でお話をうかがいます。


 Q 

 石束院長にカウンセリングしていただきたいのですが、なぜしていただけないのですか。

 A 

 カウンセリングを「精神分析的精神療法」という意味でお答えします。石束は当初精神分析医を志して精神科医になり、多くの症例検討会やセミナーに参加して経験を積みました。しかし精神療法家になるには「教育分析」を受ける必要があります。教育分析を受けて初めて「免許皆伝」が許されて患者さんに精神療法をほどこす資格を得ます。石束は長らく近藤章久先生というカレン・ホーナイ(ネオ・フロイディアンの一人)派の精神療法家に師事して来ました。症例のスーパーバイズもしていただきました。しかしいろいろ個人的事情があって教育分析を受ける機会がなく、近藤先生には近々教育分析をお願いしますと言って快諾を得ていたのですが、それがかなわぬうちに近藤先生がご逝去されました。他の精神療法家に教育分析を受ける気になれず、結局教育分析を受けていません。そのようなことから石束は患者さんに精神分析的精神療法(つまりカウンセリング)をおこなっていないのです。教育分析を受けていない石束が精神療法家を名乗る資格はないのです。ご容赦ください。


 Q 

 他の施設でカウンセリングを受けています。それと並行してお薬などを出してもらえますか。

 A 

 当院では自費カウンセリング(Psychotherapy、心理療法・精神療法)はおこなっていないと上記でご説明しましたが、他の施設でカウンセリングを受けながら当院での治療を希望される場合はご相談の上でお受けします。
 その場合はA-T Splitの原則にておこなっています。それはA(Administrative Doctor。主治医、つまり当院医師)とT(Psychotherapist。カウンセラー・精神療法家)が互いに干渉しないというものです。主治医はカウンセリングに口出ししませんが、カウンセラーも主治医の処方などを含む治療方針には口出ししないというものです。もちろん患者さんの重要な事項については情報共有します。

 Q 

 自律訓練法はされてますか。

 A 

 自律訓練法は精神科・心療内科、特に心療内科ではたいへんポピュラーな治療法ですが、同じ医療者でも知らない人も少なくありません。これは一種のセルフリラクゼーション法で心と体が落ち着くようにする自分でおこなう訓練です。当院でも積極的に導入しておりお教えしています。これは基本的にはご自宅で各人がやっていただくものですので、当院ではやり方の基本をお教えしてご自宅でやっていただき、当院受診時にペースメーカー的に外来で短くおこないます。石束は若い頃に心療内科の泰斗・故池見酉次郎教授から直接手ほどきを受けました。


 Q 

 発達障害の検査はしていただけますか。

 A 

 発達障害に関する心理検査は非常勤心理士の出勤日に合わせて施行しています。まずは初診を受けていただき検査日を調整します。ただし、石束は発達障害の治療については手練れではありません。発達障害の人の睡眠障害や気分障害の治療はおこなっていますが、コンサータ・ビバンセの処方はしていません。


 Q 

 睡眠障害の治療や検査はしていただけますか。

 A 

 一口に睡眠障害と言ってもさまざまなものがあります。不眠症、過眠症(ナルコレプシー、特発性過眠症など)、睡眠・覚醒リズム障害、睡眠時無呼吸症候群、などそれぞれ治療法が異なります。睡眠衛生指導、不眠症の認知行動療法、薬物療法、時間治療(Chronotherapy)、CPAP療法などいろいろな治療法がありますが、当院ではほぼすべての治療が可能です。
 睡眠障害の検査については、睡眠時無呼吸症候群の在宅検査は当院で施行しますが、夜間に宿泊しての終夜睡眠ポリグラフィや昼間のMSLTは当院ではおこなえません。それら検査が必要な際はもっぱら同じ小田急線沿線の代々木八幡駅にある睡眠総合ケアクリニック代々木さんにお願いしています。


 Q 

 会社・学校に提出する診断書がほしいのですが。

 A 

 通常の診察を受けていただき、その上で診断書を発行いたします。


 Q 

 いろいろの書類を書いてほしいのですが。

 A 

 介護保険主治医意見書、自立支援医療診断書、精神障碍者手帳診断書、傷病手当金申請書など各種の書類作成に対応しています。書類の種類によっては当日発行できるものから、2-3週間お時間をいただくものもあります。ご相談ください。


 Q 

 親が認知症で成年後見制度を申請したいのですが診断書や鑑定書は書いてもらえますか。

 A 

 石束院長は日本精神神経学会の認知症診療医および日本老年精神医学会の専門医・指導医です。今までも成年後見制度の診断書や鑑定書は多数作成して来ました。詳しくはお問い合わせください。「当院でできる検査」のページもご参照ください。


 Q 

 他の病院に移りたいのですが紹介状は書いてもらえますか。

 A 

 医療機関を変更する際は紹介状(診療情報提供書)を持参した方が診療の継続性という面から患者さんご自身の利益になります。時として「他の病院に移ると言うと気分を害するのではないか」「申し訳なくてなかなか言い出せない」「怒られそう」などとおっしゃる方がおられますが、全く心配ご無用です。ご遠慮なくお申し出ください。また、転院したものの転院先との相性が悪くて当院に戻って来る方もおられます。それも全くご心配なく気兼ねなくお戻りください。

 Q 

 自立支援医療とはどういうものですか。

 A 

 精神障害で外来治療している方が一定の条件を満たせば、窓口での支払いが1割負担になるというものです。詳しくはこちらをご覧下さい。また、お住まいの区役所(市役所)などでも相談にのってくれます。


 Q 

 医療機関から紹介状をもらうと、宛名の後ろに「侍史」とか「机下」とかが付いています。先日石束クリニックからいただいた紹介状にはそのようなものは付いていませんでした。これはいったいなんなんでしょうか。何か意味があるのでしょうか。疑問に思ったので教えてください。

 A 

 よくぞ気づいてくださいました。ご指摘の「侍史(じし)」「机下(きか)」は脇付(わきづけ)と呼ばれるものです。昔は使われていたのかもしれませんが、今では医療業界でしか使われていません。私が考えるに全く意味がなく即刻廃止してもよい「悪習」です。しかも多くが誤用されています。誤用するくらいなら使わなければいいのにとあきれています。
 10年以上前になりますが、私の勤務していた横浜市立みなと赤十字病院の泌尿器科部長だった岩崎晧先生がこのような文書を示して、若手医師に脇付をやめるように訴えられました。私も全面的にこれに同意しています。私が指導した医師らには常々脇付はやめるよう教育し、また当院でも事務スタッフには脇付は使わないようにお願いしています。
 現在脇付を用いている医師らは別に「確固たる信念」を持って脇付を用いているのではなく、なんとなく「周りも使っているから」という理由で使っているのが実情です。自分の頭で考えろ!、と言いたいです。
 ですから、これら脇付については無視してくださってかまいません。無駄なことをしているなと苦笑される程度のものです。

 Q 

 精神科にかかると医者に心を見透かされると聞いたことがあり不安です。

 A 

 そのようなことはありません。精神科医(心療内科医)は患者さんのおっしゃることを聞いて、患者さんがどのような心のつらさを持っておられるかを推測することしかできません。患者さんの語られないことは知る由もありません。医者は霊能者や超能力者ではありませんので、ご心配されることはありません。正直な話、私も長年連れ添っている妻が何を考えているのやらさっぱりわかりません。なんであんなに突然怒り出すやら・・・。

 Q 

 その他にいろいろと質問したいことがあるのですが。

 A 

 当院や石束院長に関してわからないことがあればメールでのお問い合わせに対応しております。ishizukaclinic@yahoo.co.jp宛にお問い合わせください。但し返答に数日かかる場合もございますが、ご容赦ください。なお、病状についてのお問い合わせには対応できません。お会いして直接診察しないと正確な病状把握ができないからです。またメールを用いての診療行為は一切しておりません。ご了承ください。